不動産一括査定サイトのイエウール

『家を売りたいんだけど、不動産一括査定サイトってどれがいいの？』
『イエウールがいいって聞くけど、ホントのところはどうなの？』

 

 

お家などの不動産を売却することって、人生でそう何回もあることではありませんよね。「今回が初めて」という人も多いと思います。
しかし、大事なお家なので、できるだけ損せずに売りたいところ。「でも不動産のことってぜんぜんわからないし、、、、」という悩みも。そんな時に強い味方になってくれるのが不動産一括査定サイトなんです。

 

でも、各査定サイトによって査定できる不動産会社や査定対応エリアが異なるので、きちんと選ばないと「査定できる会社が見つからない」とか「相場より安く売ってしまった」なんて失敗をしてしまうことも。

 

ですから、ここでは不動産一括査定サイトの特徴と利用方法。そしてどの不動産一括査定サイトがいいのかを見ていきたいと思います。

 

不動産一括査定サイトとは？

不動産一括査定サイトとは、複数の不動産会社に一括で査定価格を出してくれるウェブサイトのことです。

 

不動産の査定依頼というと、以前は不動産会社に一件一件問い合わせて依頼をする必要がありました。しかし、現在では不動産一括査定サイトを使えば、いくつもの会社に一度にまとめて査定依頼をすることができるのです。

 

ですから、「家を売りたいけど、何から始めていいかわからない」という方は、まず不動産一括査定サイトを利用するといいでしょう。複数の不動産会社の査定結果を比較することで、より高く売れる可能性も高くなります。

 

 

不動産一括査定サイトの仕組み

まずは、不動産一括査定サイトの仕組みをご説明します。
初めに、マンションや家を売却したい人は、不動産一括査定サイトで売りたい物件の情報を入力します。その情報をもとに、一括査定サイトに登録している不動産会社から条件に合う会社とのマッチングが行われ、査定結果が利用者のもとに届きます。

 

 

一度に査定依頼できる不動産会社の上限はサイトによって異なりますが、多いところは最大１０社まで同時に査定を依頼することができます。完全無料で利用でき、全国の大手から地場企業まで複数社に出会うことができるのです。

 

自宅にいながら手軽に不動産会社を探せる

不動産一括査定サイトのメリットは、なんといっても手軽さ。
お家にいながら、いつでも自分の物件に合った不動産会社を探すことができるのです。
査定の結果も、メールなどで受け取ることができるので、複数の会社からの査定結果を手軽に比較・検討することができます。

 

そもそも、それぞれの不動産会社には物件の種類によって得意不得意があり、対応する地域も限られています。そんな中から、自分のいる地域で自分の物件を得意とする不動産会社を自力で探そうというのは、インターネットが発展した現在でも、かなりの時間と手間がかかってしまうところです。

 

実際に自分で3、4社の不動産会社を探して査定を依頼するところを想像してみてください。インターネットで不動産会社を検索して、ヒットした会社を一つ一つチェックし、いいなと思った会社に一件一件電話してみる。こうなると最低でも６０分はかかることになるでしょう。しかも、時間だけでなく精神的にもタフな作業になることは間違いありません。

 

しかしそんな時に、不動産一括査定サイトを使えば、そんな手間と時間をザックリ省いて、自分に合った不動産会社を探すことができるんです。
利用しない手はありませんね。

 

机上査定と訪問査定

不動産一括査定サイトで査定を依頼する際には、机上査定と訪問査定のうち自分の好きな査定を選ぶことができます。

 

 

机上査定

机上査定とは、不動産会社が実際に不動産を見ることなく、不動産の住所や面積などの書類情報のみで査定額を算出する査定方法のこと。実際に物件を見ることはないので、家にいながらカンタンに、そしてスピーディに査定してもらうことができます。訪問査定よりも正確性は劣りますが、査定担当者と顔を合わせることがないので、一括査定の初段階や、まだ本気で売却する気がない時などは、机上査定のほうがストレスなく査定結果を得ることができるので、お勧めです。

 

訪問査定

訪問査定は、不動産会社の担当者が実際に土地や家を訪れて日当たりや風通し、間取りやシロアリ被害の有無など、実際に見ないとわからないような条件を現地で調査した上で、査定額を算出する方法です。訪問査定を選択すると、不動産会社の担当者と日程調整を行うなどの手間はかかってしまうことになります。しかしその分だけ、机上査定と比べるとかなり正確な査定価格を知ることができます。
ですから、机上査定を数社から受けた後に、自分に合った不動産会社を絞り込んだ上で訪問査定を行うのがいいでしょう。

 

 

不動産一括査定の金額には大きな差が出ることも

一括で不動産の査定依頼を出すと、それぞれの不動産会社が算出した査定結果が送られてきます。それらを見比べると、査定価格が不動産会社によって数百万円単位で差が出ることも珍しくはありません。
同じ物件を査定したはずなのに、どうしてそんなにも大きな差が生じてしまうのでしょうか。

 

 

実は、不動産の査定に関して共通の基準などは存在せず、それぞれの不動産会社の判断のもと査定価格が算出されているのです。平たく言ってしまうと、各社が算出する査定価格は「この物件はこの程度であれば売れると思いますよ」という予測価格に過ぎないといいうこと。さらに、そのような参考、予測により出された査定価格について、不動産会社は法的な罰則や責任などはなんら伴わないのです。同じ物件であっても不動産会社によって査定価格がバラバラなのは、そんな事情があるからなんです。

 

だからこそ、査定は１社だけでなく複数の会社に依頼して、自分自身で物件の適正な価格を知る必要があるのです。そうしないと、安すぎる査定価格を鵜呑みにしてしまい、本来売却できるはずの価格よりも数百万円も安く、自分の大切な不動産を手放してしまうことになりかねません。

 

また、適正な査定価格を見抜くためにも、自分の物件がどの程度の値段なのかという相場を、自分でインターネットなどを利用して調べておくこともお勧めします。

 

 

不動産一括査定サイト一覧《２０２１年最新版》

国内にはいくつかの不動産一括査定サイトが存在します。
それぞれのサイトによって、登録している不動産会社の数や、利用者数、得意分野や使い勝手などが違います。
ここでは、国内の主要な不動産一括査定サイトを比較してみましょう。

 

 

 

不動産一括査定サイトで一番人気のイエウールって？

 

前項で主要な不動産一括査定サイトの特徴をご覧いただきました。大手不動産会社に特化したサイトや２０００社以上の不動産会社と提携するサイトなど、それぞれの強みがありましたね。
そんな中で、安心して利用できると、ダントツの人気を誇っているのがイエウールなんです。

 

イエウールは、サービス開始が２０１４年と、主要サイトの中ではかなり新鋭のサイトです。運営会社はSPeeeというWEBマーケティングやインターネットメディア事業を手がける企業。不動産そのものではなく、ネットメディアを専門にしているという特性を生かして、利用者の使い勝手や印象の改善に努めた運営を行っています。

 

このようなきめ細かい運営が功を奏して多くの人の信用を勝ち取り、サービス開始からわずか４年程度で既に利用者は１０００万人を突破しているのです。

 

では、これほど短期間で人気ナンバー１になったイエウールにはどんな魅力があるのでしょうか。その特徴を一つ一つ見ていきたいと思います。

 

インターネットでカンタン一括査定依頼

不動産一括査定サイトはWEB上のサービスなので、家にいながら複数の不動産会社に査定を一括で依頼することができます。ここまではどの一括査定サイトも同じです。

 

しかし、イエウールは手軽さはもうワンランク上を行きます。前述のように、イエウールの運営会社はIT事業を手がけるSPeee。ですから、利用者の使い勝手や手間を最小限にするために、きめ細かい配慮が随所に施されているのです。

 

６０秒でできちゃうスピード査定依頼

イエウールの査定依頼はすぐにできてしまうのが魅力の一つ。イエウールの公式サイトでも「入力時間は最短６０秒」と謳われています。イエウールでは、必要最低限の情報入力のみで査定依頼ができてしまうのです。

 

一見すると、別のサイトではもっと入力項目が少ないところも見受けられます。しかし、そういったサイトでは、無料会員登録が査定前に必要だったりして、結局はイエウールよりも多くの項目を入力しなければならなかったりするんです。
その点で、イエウールではそのような登録も不要。だから、カンタンで手軽な査定依頼ができるんです。

 

なんと入力フォームはチャット形式

通常「入力フォーム」と聞くと、住所・氏名・生年月日などにそれぞれ枠があって、これらを順番に記入していく、、、、といったものをイメージされる方が多いのではないでしょうか。

 

しかし、イエウールは違います。利用者が直感的に操作しやすいように、会話型フォームを導入しているんです。ですから、利用者は会話に答える形でやりとりをしながら、査定依頼に必要な情報を入力していくことができるので、気分的にもストレスが軽減されるのです。

 

マンション・一戸建てから土地までなんでもＯＫ

イエウールで取り扱う不動産は、マンションや戸建てだけではありません。これに加えて、土地や一棟もののアパートやマンション、ビル、店舗、さらには工場や倉庫そして農地と、実に様々な種類の不動産に対応しています。

 

例えば、相続などでは親が保有するアパートや店舗、農地なども相続人に引き継がれます。これらを自身で利用しない場合は、管理費や税金がかかってしまうことになり、大きな負担となってしまいます。

 

その点で、イエウールはマイナーな種類の不動産にも対応しているので、利用者も安心なんです。
そして、このことがイエウールが１０００万人もの人たちから愛される理由となっているのです。

 

全国の提携不動産会社は１６００社

イエウールは、全国の大手不動産会社から地域密着企業まで１６００社と提携しています。この数は不動産一括査定サイトでも十分に多い部類に入り、２０１８年には提携不動産会社数で業界ナンバー１となっています。

 

 

提携している不動産会社の数が多いということは、その分査定をしてくれる不動産会社の数が増えて、信頼性が高く、さらに自分の物件を高く売ってくれる不動産会社に出会える可能性が高くなるということを意味しています。

 

例えば、不動産会社には以下のようなことがよくあります。

 

 

このようなことは不動産業界に限らず、どの業界でも同様のことが言えるのではないでしょうか。それぞれの会社が、独自の強みを持っているのです。
その点で、イエウールは、様々な強みを持った不動産会社と提携していて、自分の物件を得意とする不動産会社を見つけやすいんです。

 

さらにイエウールがすごいのは、これらの１６００社は手当たり次第に提携した数ではなく、厳選した１６００社だということ。イエウールは、良質な不動産会社としか提携しておらず、また提携後でもその会社が悪質であると判断された場合には契約を解除することを徹底して行っているのです。

 

「この不動産一括査定サイトは提携不動産会社の数がずば抜けている」ということは、簡単に利用者を集められる看板となってくれるかもしれません。しかし、イエウールは、いかに利用者が安心して利用できるかを最優先に考えて、運営がなされているのです。

 

地方にも強いイエウール

大手だけでなく、地域密着型の不動産会社とも多く提携しているのがイエウールの強みの一つ。その範囲は北は北海道から南は沖縄まで、全国４７都道府県の不動産査定に対応しています。査定対応エリアも、１８０５市区町村と、他の不動産一括査定サイトを圧倒しています。

 

確かに、他の主要不動産一括査定サイトには、大手の不動産会社と多数提携していて、提携不動産会社の数もイエウールを上回っているサイトもあります。
しかし、地方にはそのような一括査定サイトに登録していないような小さな不動産会社も少なくありません。特に、年々人口が減っているような地域では、不動産会社もどんどん廃業しているのが現状です。ですから、そのような地域では提携してくれる不動産会社を探すのはどうしても困難なのです。
そのような状況の中で、地方に売りたい不動産がある場合に一括査定サイトを利用しても、査定を依頼できる不動産会社が一件も見つからないというケースも多いのです。

 

その点で、地域密着型企業と多く提携するイエウールだと、地方に対応する不動産会社を見つけられる可能性も一段と高くなるのです。地方の物件を売却したい人にとって、イエウールはまさに打ってつけの不動産一括査定サイトと言えますね。

 

最大で６社の査定金額を比較できる

イエウールでは、最大で６社に対して不動産査定を一括で依頼することができます。

 

このように、複数査定依頼をすることで、査定価格の比較をすることができます。不動産の査定価格は会社によってかなり大きな違いが出る場合が多々あります。同じ物件なのに、場合によっては数百万円単位で差が出ることも。

 

ですから、もし１社にしか査定依頼をせず、安い査定価格を鵜呑みにして売却してしまうと、数百万円の損をしてしまうという事態になりかねないのです。

 

そういったことを避けるためにも、複数社に査定依頼をして、適正な価格を知ることは重要なのです。

 

しかし、査定依頼は多ければ多いほどいいのかというと、そうではありません。やたらに多くの査定依頼を出してしまうと、その分だけ不動産会社から多くの連絡が来ることになり、その都度それぞれの不動産会社の担当者に同じような対応をする羽目になってしまいます。
そう考えると、６社というのは利便性と対応の必要性の両方を考えた上で、現実的で最適な数と言えるでしょう。

 

また、査定依頼をする際には、大手、中堅、小規模・地域密着の不動産会社と、タイプの違う会社にそれぞれ依頼することをお勧めします。それは、会社によって体質が異なるからです。例えば、大手は取引実績がある分売却力がありますが、その一方で、お客さんをたくさん抱えているために仕事がマニュアル通りであることが少なくありません。逆に、中堅や地域密着型の会社は、社長自らが対応してくれることもあります。

 

不動産は高額商品となるので、慎重を記すという意味でも、異なるタイプの不動産会社に査定依頼することをお勧めします。

 

悪徳業者は徹底排除

不動産一括査定サイトは、家にいながら自分の物件を得意とする不動産会社を探すことができる便利なサービス。しかし、利用者に不動産の知識がないということにつけ込んでくる、悪徳な業者も全国には存在します。

 

しかし、イエウールはそのような悪徳業者を徹底排除することを、公式サイト上でも明言しています。
実際にイエウールは、方針として悪徳業者との提携を避けています。また、提携した後に悪徳業者であることが明らかになった場合は、迷わず契約の解除を行っています。

 

このように、徹底して悪徳業者を排除することで、不動産会社から受け取る目先の利益ではなく、利用者に安心して快適に利用してもらえる環境づくりを、イエウールは目指しているのです。

 

 

イエウールと他の不動産一括査定サイトを徹底比較

それではここで、改めてイエウールと他の不動産一括査定サイトを見比べてみましょう。

 

 

利用者数がダントツのイエウール

各サイトによって、利用人数か査定件数かで数え方が異なっていますが、イエウールの利用者数は累計１０００万人と、圧倒的に多いことがわかります。この利用者の多さは、イエウールが長く愛され続けているサイトであることを表しています。もし、イエウールになんらかの問題があれば、インターネットですぐに情報が拡散される現代では、悪評がすぐに広まってしまい、このように多くの利用客は集まってくることはありません。

 

そして、このようにイエウールが長く愛される裏には、イエウールの運営会社であるSPeeeの絶え間ない努力があったのです。

 

SPeeeは、他の不動産一括査定サイトの運営会社と比べると知名度は劣るかもしれません。しかし、同社の専門であるWEBマーケティングなどの技術を生かして、利用者に使いやすい環境を目指し、不動産一括査定に特化したサービスを追及し続けてきた結果が、利用者ナンバー１に表れていると言えるのではないでしょうか。

 

 

イエウールのメリット・デメリット

このように、運営を開始してまだ長い年月が経っていないにもかかわらず、１０００万人を超える利用者を獲得し、自他ともに認める実績を誇っているイエウール。

 

「不動産を売るならイエウール」と名高いイエウールですが、「家が高く売れた」といういい口コミのほかに、「電話がしつこい」などという悪い口コミもしばしば見受けられます。
果たして、イエウールの実情はどうなのでしょうか。
ここでは、イエウールを利用するメリットとデメリットを改めて整理していきたいと思います。

 

メリット

 

カンタン入力で６０秒で査定依頼

前にも申し上げたとおり、イエウールの一括査定依頼の入力フォームはとってもカンタン。チャット形式なので、会話に答えながら直感的に入力を進めることができます。「査定依頼」と聞くと、どうしても少しハードルが高く感じられて身構えてしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。しかし、イエウールではこのような利用者のストレスを軽減するため、このようなチャット形式を採用しているのです。
しかも、入力事項も必要最小限に留められていて、会員登録ももちろん不要。最短で６０秒で査定依頼を完了できるので、ちょっとした隙間時間にも査定依頼ができちゃうんです。

 

さらに、よくあるような不動産関係の様々な情報発信については、ページの下部にまとめて掲載されています。目に入ってくる情報が多いと、ゴチャゴチャした印象になってしまって、利用者も目移りしてしまいがちです。そうならないように画面の配置などを工夫することで、利用者がスムーズに入力できるように配慮がなされているのです。

 

細かい事情説明も可能

イエウールの査定依頼では、コメント欄が用意されているので、細かい状況を説明することができます。
例えば、住み替えのために売却までに期限があることや、ローンの残債をカバーした売却を希望していることなど、特殊な事情を査定依頼と同時に伝えることができるのです。

 

したがって、机上査定の段階から、このような細かい事情に対応できる不動産会社を選ぶことが可能となり、安心して売却を進めることができるんです。

 

複数の査定結果を比べて適正価格がわかる

これも前述のとおりですが、イエウールは全国１６００の提携不動産会社から６社まで選んで、一括して査定依頼をすることができます。そして、それぞれの業者が算出してきた査定結果を見比べて検討することができ、自分の物件の適正な価格を知ることができるのです。効率よく査定を進めて、自分の不動産をしっかり売ってくれる腕のいい不動産会社を探し当てるためにも、複数社の査定内容を比較することが効果的となります。

 

 

この査定価格というのは、同じ物件であっても時として数百万円単位で差が生じてしまうことがあります。当然、安すぎる価格に設定してしまうと自分がその分だけ損をしてしまうことになります。反対に、高すぎる価格を設定してしまうと売り手がつかず、必要以上に価格を下げてしまって、やはり損をしてしまうという事態も考えられます。

 

そんな中で、適正な査定結果が一発で出た場合はいいですが、低過ぎたり高すぎたりする査定結果が出てしまったら、、、その査定額を信用して自分の大切な不動産を売りに出して、結局数百万円の損をしてしまうということにもなりかねません。
したがって、複数の査定価格を見比べて適正価格を知るということは、自分を守るという意味でもとても重要なのです。

 

また、各社からバラバラの査定結果を出してこられると、どれを目安にすればいいのかわからなくなってしまうこともあります。このように、査定額だけでは判断できない時には、気になる査定結果を出してきた不動産会社に直接問い合わせてみるといいでしょう。なぜその査定額になるのか、どこを評価されたのかなどを確認することで妥当性が判断でき、より納得のいく査定結果が揃うことになります。

 

それと同時に、その不動産会社と担当者の対応の良さを見極めることも重要です。契約獲得のために高額査定を出す不動産もあるので、査定額と同じくらい不動産会社の「対応力」を重視することをお勧めします。

 

地方でも自分に合った不動産会社が見つけられる

イエウールは現在、１６００社と提携していて、その数は業界でもトップクラスとなっています。エリアも日本全国をカバーしていて、大手はもちろん各地の地元密着企業まで、幅広く揃っています。

 

このように、地方の隅々にまで対応しているのはイエウールくらいで、エリアカバー率は業界ナンバー１。

 

自分の物件を高く査定してくれる会社を見つけるには、不動産会社の選択肢を多い方が有利であることは間違いありません。一括査定と言いながら、提携している不動産会社が少なかったり、査定を希望する物件のエリアが対象外であっては、意味がありません。

 

その点で、提携不動産会社数とエリアカバー率ともに業界トップを誇るイエウールこそが、自分の物件を得意とする不動産会社とマッチングすることが最も可能と言えるのです。

 

また、対応可能な不動産会社が複数見つかったら、売却する不動産の種類に応じて、これをより得意とする業者に仲介を依頼することで、有利に売却につながります。

 

例えば、マンションを売りたい場合には、土地をメインに取り扱っている業者よりも、普段からマンションの仲介をメインに取り扱っている業者の方が、顧客の情報やノウハウなどを多く備えています。
その点で、様々な強みを持った不動産会社と多数提携しているイエウールなら、自分の物件を得意とする会社を見つけられる可能性が高いと言えるのです。

 

対応する不動産の種類が多い

これについても前に説明したように、イエウールはマンションや戸建て、土地以外にも、一棟ものの物件や店舗、倉庫、農地まで様々な種類の不動産に対応しています。
特に、相続などでこのような流通の少ないマイナーな種類の不動産を売却したいときにも、イエウールは強い味方になってくれるのです。

 

悪徳業者が排除されていて安心利用できる

イエウールは、利用者から苦情のあった悪徳不動産業者を排除することに努めています。これは公式サイトでも明言している上に、利用者へのアンケートなども随時行うなど、サービス改善にはかなり力を入れています。

 

実際に、イエウールは提携する不動産会社に対して、提携解除権を有していて、ユーザーから苦情があった不動産会社を調査して、その状況が悪質である場合には、その業者を排除しています。

 

例えば、「問い合わせをしたのに連絡がない」とか「電話口でいきなり売りましょうと強引に言われる」など、利用者に適切な対応をしていないと判断された会社に対して、フィードバックを行なって対応の改善を求めています。

 

このようなフィードバックを行なっても改善が見られない場合は、その会社との契約を解除しているのです。
このような運営によって、イエウールは優良業者のみが活動できるような仕組みが整えていて、利用者が安心して利用できる環境を常に目指しているのです。

 

さらに、このような運営方針を知りながらも、イエウールへの参画を求める不動産会社が相次いでいます。ですから、競争の原理がうまく働いて、より優良で提案力の高い不動産会社がイエウールに残っていくという好循環が生まれているのです。

 

デメリット

超大手の不動産会社とは提携していない

三井不動産リアルティグループ、住友不動産販売、東急リバブルという３つの最大手不動産会社は、イエウールに参加していません。
ただし、必ずしも不動産会社は大手がいいというわけではありません。このような大手企業は、地方には営業所などの店舗を持っていないこともあるのです。
これに対して、イエウールには地方の地域密着型企業に強いという特徴があるため、逆によりきめ細かい対応を実現できています。

 

なお、当然ですが不動産一括査定サイトで査定依頼を出せるのは、基本的にそのサイトに登録している不動産会社に限られます。もっと有利な査定内容を出す不動産会社があったとしても、サイトに登録がなければ知ることはできません。
といっても、自力でそのような不動産会社を探すのは至難の技です。この点で、大手に限らず地域に密着した小さな地元企業にまでネットワークを広げているイエウールを利用することが、もっとも解決に近い道と言えるでしょう。

 

電話でのサポートに対応していない

イエウールには、お問い合わせフォームはあるのですが、お客様センターのような電話でのサポートはありません。ですから、査定のやり方がわからないなどの場合にリアルタイムで相談することができないのです。利用者が多いにもかかわらず電話サポートがないのは少し残念にも感じられます。

 

しかも、お問い合わせフォームもサポートというよりは、ご意見・ご感想、サイトの不具合、広告掲載についての「お問い合わせ」という意味合いが強いです。

 

ですから、不動産売却に関する専門知識を有した人に相談できるという性質のものではありません。不動産に関する相談は、査定依頼をした不動産会社と個別に行う方がいいでしょう。

 

もっとも、他の一括査定サイトでも不動産売却に関する相談は直接受け付けていないところが多いです。

 

また、サイトの利用方法に関しては、イエウールには詳細なQ＆Aが設置されていて、分からないことがあっても大抵はここで解決できるようになっています。

 

不動産会社からの電話がしつこい

査定結果が出された後は、各不動産会社は話を進めるために利用者に対して査定に関する電話をかけてくることがあります。この電話を「しつこい」と感じるかどうかは、利用者の「物件を売りたい」というモチベーションの高さにも関係してくるかもしれません。

 

イエウールでは、提携している不動産会社の数が多いがゆえに、不動産会社同士の競争も自ずと激しく、営業の電話が多くかかってくることになります。不動産会社にとっては、査定は売買契約につなげるための営業手法でもあるのです。そのため、たとえ利用者には物件を売却する気がなくても、不動産一括査定サイトに申し込みをすることで営業の対象となり、「利用者が売却する」という前提で各不動産会社は電話をかけてくることになります。
中には、不動産会社の体質から口調が荒い担当者がいたり、営業ノルマのために強引に話を進めようとする担当者がいたりするかもしれません。

 

営業の電話はかかってきて欲しくないということで机上査定を選択した場合でも、電話がかかってくるケースもあります。

 

ですから、どうしても電話はかかって欲しくないという場合は、査定依頼時に備考欄に「メールでの対応を希望します」とか「実際に売却する気はまだない」ということをはっきりと記載しておくといいでしょう。

 

また、電話が嫌な場合は、一度断ってしまうと何度もしつこくかかってくることはなくなります。そもそも、利用者に売却の意思がないのに執拗な営業行為を行うことは法律で禁止されているのです。ですから、そのような場合には担当者に「宅建法違反ではないですか？」と伝えると引き下がるでしょう。また、「マジで勘弁！」という時には着信拒否設定にしてしまうという方法もあります。このように割り切ってしまうと、「怖い」というような気持ちは和らいでいくでしょう。

 

さらに、強引であったり悪質な電話を受けた場合には、イエウールに報告することでその不動産会社を注意してもらえる可能性もあります。

 

ただし、物件を確実に売却するためには、不動産会社の担当者と直接連絡を取り合うことは不可欠です。実際に不動産売却を考えているのであれば、向こうから電話をかけてきてくれて営業してもらえる方が、話は早く進んでいくはずです。また、査定内容についても詳しく解説してもらうことができます。
ですから、不動産会社を選ぶ際には、担当してくれる「人」を見るのがとても大切です。このようなことを、見極めていくためにも、各業者からかかってくる電話を逆にこちらが利用するという心づもりでいるのもいいでしょう。

 

一括のキャンセルはできない

イエウールで一括査定依頼をした後に、キャンセルをしたいと思ったらどうしたらいいのでしょうか？

 

この場合、キャンセルもイエウールから一括でできるかというと、そうではありません。

 

イエウールでは、査定依頼の情報が各不動産会社に行き渡るスピードも早く、これを受け取った各業者はそれぞれ対応に移ってしまうのです。ですから、その後にイエウールで一括キャンセルするというのは、かなり難しくなります。
ですから、この場合は、キャンセルする旨を各不動産会社に一社一社伝える必要があります。

 

 

イエウールの査定料金は完全無料

イエウールで一括査定を依頼をしても、利用者にはお金はかかりません。
「こんなにも手軽に査定してくれる不動産会社を全国から探してくれて、なんで無料なの？運営できるの？」「タダって、なんか怪しい」と、少し不安に思うかもしれません。

 

実は、イエウールを利用しても料金がかからないのは、イエウールの運営会社が不動産会社から料金をもらっているからなんです。飲食店や美容室の予約サイトと同じ仕組みですね。
全国の不動産会社に物件の査定依頼している顧客を紹介することで、対価を受けているというわけです。
不動産会社としても、一括査定サイトを利用する多くの顧客に自分たちの会社を知ってもらえるという利点があります。また、無料査定を行うことで、将来的に新規の顧客を自社に取り込めるという期待値もあって、一括査定サイトに登録しているのです。
顧客を見つけたい不動産会社と、集客を得意とする（株）SPeeeが連携して、一つのビジネスを形成しているんですね。

 

利用者にとっても、イエウールを利用することで悪徳業者に引っかかることなく、安心して効率的に複数の業者を比較することができます。

 

ですから、不動産会社、イエウール、利用者のそれぞれにメリットがあるビジネスモデルとなっているんです。

 

ちなみに、不動産業界は成功報酬となっています。不動産一括査定サイトに登録されている不動産会社は不動産仲介業者とも呼ばれています。仲介業者の収入は基本的に成果報酬で、不動産の売買が成立した時点で仲介手数料を受け取ることになっているのです。ですから、査定はもちろん成約まではお金を請求することはありません。つまり、利用者にとって費用が発生する売買契約成立時までは、ずっと無料ということなんです。
利用者にとっては、こんなにも手軽に一括で査定依頼をできて、しかも無料なんて！イエウールを利用しない手はありませんね。

 

 

イエウールの口コミと評価

イエウールの特徴やメリット・デメリットをご紹介してきました。こう見ると、イエウールにはいいところがとても多いことが分かりますね。
「そうは言っても、実際のイエウールの評判ってどうなんだろう？」
と気になるところではないでしょうか。

 

そこで、イエウールを実際に利用した人たちの口コミと評価をご紹介します。１０００万人もの人がイエウールを利用しているというだけあって、インターネット上では非常に多くの口コミがイエウールに対して寄せられています。ここではより実情を知っていただくために、イエウールに対するいい口コミと悪い口コミの、両方をご紹介します。

 

これからイエウールの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

様々な感想がありましたね。

 

いい評価をした人たちは、イエウールの査定依頼入力の簡易性やスムーズな点を評価していますね。また、同時に６社に一括依頼できることから、査定価格を比べて適正価格がわかるということや、親切な不動産会社を見つけられたことに満足している人もいました。地方でも対応する不動産会社を見つけられたという声もありましたね。

 

これに対して、悪い評価を下した人の中には、不動産会社からのしつこい電話に悩まされたという人もいました。これは、イエウールではなく不動産会社の問題ですが、あえて掲載させていただきました。本当に悪質な電話であればイエウールに報告することで、その会社に注意を与えてくれることでしょう。ただし、その電話が何ら悪質なものでなくても、利用者に本当に売却する意志がない場合は、「しつこい」と感じてしまうこともあります。ですから、イエウールは、本当に不動産を売却したい人にとっては、とても快適なツールであると言えるのではないでしょうか。

 

また、査定に要する時間の「６０秒」は、入力するのに要する時間であって、あくまで目安です。当然、人によって入力スピードには差がありますので、その辺のところはご了承ください。

 

それに、イエウールは不動産会社を紹介するサービスを行っているサイトであり、実際に見積もりを行うのは不動産会社です。不動産会社が物件の見積もりを出すためには様々な情報を集める必要があり、早い時は２時間程度で査定結果を出すことができますが、時には３日ほどかかる場合もあることを念頭に置いておきましょう。

 

 

イエウールで査定〜売却までの流れ

さあ、これまで不動産一括査定サイトやイエウールの特徴などを見てきました。

 

イエウールの魅力がだいぶわかってきた方も多いと思います。

 

では次に、実際にイエウールで一括査定依頼をしてから、実際に不動産を売却するまでの流れを見ていきたいと思います。

 

 

 

というのが、大まかな流れです。
それでは、一つ一つのステップを詳しく見ていきましょう。

 

①イエウール公式サイトへ

当然ですが、、、まずはイエウールの公式サイトに行きます。
パソコンからもスマートフォンからも、入力可能です。フォームやチャット形式になっているので、驚くほどスムーズに入力が進んでいきます。

 

②物件情報を選ぶ

次に、物件情報を選択します。
「一戸建て」「分譲マンション」「その他」から自分の物件に合致するものを選んでください。
もし「その他」を選んだ場合は、さらに土地、一棟アパート・一棟マンション、区分マンション（収益）、一棟ビル、区分所有ビル（ビル一室）、店舗・倉庫・工場、農地、その他から選ぶことができます。
個人がもつ住宅から投資用の不動産などにも対応してくれるんですね。

 

③所在地を入力

次に、物件の所在地を入力していきます。
「都道府県」→「市区町村」→「町名」→「字／丁目」の順に選んでいきます。

 

④残りの情報を入力

同じ要領で残りの情報を入力していきます。

 

ここで、多くの人が迷ってしまうポイントを紹介しておきます。

 

 

以上のように、入力内容はとてもシンプルでカンタンですが、これらの情報から不動産会社が査定額が算出されることになります。したがって、入力した情報が間違っていると、算出される査定結果も不正確なものになってしまいます。情報は正確に入力しましょう。

 

もし手元に資料がない場合は、最寄りの法務局で登記簿謄本を取得しておくといいでしょう。

 

特に築年数は査定額に大きく関係する重要な情報なので、注意しましょう。

 

⑤不動産会社からの連絡を待つ

これで査定依頼は完了です。あとは、物件がいくらで売れるのか、選択した不動産会社からメールか電話がやってきます。
不動産会社によってバラツキはありますが、机上査定の場合は早いと当日中に連絡がやってくることもあります。知らない電話番号からかかってきても、なるべく出るようにしましょう。

 

訪問査定の場合、休日などを利用して不動産会社に物件を見せる必要があり、査定結果が出るのもその後になります。６社全てから訪問査定を受けるとなると、それぞれに物件を見せるなどの対応をする必要があり、手間と時間がかかってしまうことになります。
ですから、机上査定である程度不動産会社を絞ってから、実際に会って話を進めていく方が効率がいいでしょう。

 

 

また、査定結果を待っている間、自分でも不動産の相場を調べておくといいでしょう。不動産の査定結果は、不動産会社によって数百万円単位で違うことも珍しくありません。相場価格を調べておくことで、算出してもらった査定額の妥当性がわかり、ぜんぜん違う査定結果を見てどっちがいいのか困惑してしまうことを避けることができます。

 

⑥不動産会社と相談して、自分と合う会社と契約する

各社から提出された査定価格や、担当者の対応などを見極めながら、不動産会社を絞り込んでいきましょう。そして、価格や条件がまとまってきたら、自分に合った不動産会社とついに契約です。

 

 

イエウールの運営会社概要

次に、イエウールの会社概要を見てみましょう。

 

イエウールを運営しているのは、株式会社SPeeeというIT企業で、WEBマーケティングやインターネットメディア事業を手がける会社です。２０２０年７月１０日に東京証券取引所JASDAQ市場に上場したばかりの、まさに勢いに乗っている企業ということができるでしょう。イエウールの運営は２０１４年に開始しています。

 

不動産一括査定サイトとしての歴史は浅いのですが、それでもイエウールの顧客満足度はなんと９８％。SPeeeの専門分野であるデジタルコンサルタントの技術を生かして、サイトの使い勝手や印象の向上を目指しています。そして、利用者が何を求めているのかを的確に読み解き、分析した結果を不動産会社にフィードバックするなど、利用者に快適にサービスを提供できる環境の整備を常に目指しているのです。
それが、比較的新しいサイトであるにも関わらず大手不動産一括査定サイトに成長した所以なんですね。

 

SPeeeは、このように自社の強みを存分にイエウールの運営に生かしています。その一環として、提携している不動産会社とのつながりを強く持つという点にもこだわりを持っています。各社と良好な関係を築き、利用者にとっての最善を一緒に考えることで、イエウールと提携不動産会社の発展につなげていくことを目指して、日々取り組みを進めています。

 

例えば、ネットユーザーに対しては、従来通りの営業トークは逆効果になるということもアドバイスしています。しつこく勧誘して熱意を伝えて顧客を獲得するというスタイルはもう昔の話。これからは長期的な見込み客を増やすための顧客目線の営業が必須と考え、それをそれぞれの提携不動産会社に伝授しているのです。

 

また、再三紹介しているように、SPeeeは悪徳企業の排除に努めています。

 

悪徳企業との提携は避けるように意識し、クレームの多い会社は提携後であっても契約を解除しているのです。これは、提携不動産会社に悪徳企業がいることで、イエウールに対する印象が悪くなるからであり、常に利用者目線を意識しているSPeeeの姿勢を垣間見ることができます。

 

このように、SPeeeは、不動産会社から受け取る目先の報酬ではなく、安心して利用できるサイト作りを大切にしているのです。

 

また、イエウールはテレビCMなどを放映していないため、SUUMOなどと比べると知名度は低いと言えます。しかし、イエウールがテレビCMを放映しないことにはきちんと理由があるのです。テレビCMを放映すると、一気に顧客が集まることが予想されます。これは一見嬉しいことと思えるのですが、提携不動産会社がそれに対応できず、サービスの質が落ちてしまうことを、運営会社であるSPeeeは恐れているのです。

 

知名度を上げたいあまりにサービスの質を落としてしまうと、顧客を大切にするというSPeeeの理念に反してしまうと考え、現時点ではイエウールをテレビCMで放映していないというわけなのです。

 

 

まとめ

ここまで不動産一括査定サイトについて、そしてイエウールの特徴や利用方法についてご紹介していきました。

 

不動産一括査定サイトは、あくまで不動産会社とのマッチングサービスです。サイトごとに登録不動産会社数や対応エリアなどに違いはあるものの、最終的に希望通りの売却ができるかどうかは、不動産一括査定サイトではなく不動産会社と売却担当者の見極めにかかっていると言っても過言ではありません。

 

しかし、対応力のある不動産会社と担当者を見極めるにあたって、イエウールはあなたの強い味方となってくれるはずです。今回ご紹介したイエウールの特徴を最大限に生かして、査定を効率的に進め、あなたの大切な物件をより有利に売却できることを祈っています。