不動産一括査定サイトを比較するときの主要な基準は?

不動産一括査定サイトで「複数の不動産業者の見積り価格」を比較することが可能ですが、私たちユーザーはまず「不動産一括査定サイト自体」を比較しなければなりません。

 

では、数ある不動産一括サイトを比較する際の主な判断基準を紹介していきます。

 

比較基準:不動産業者の登録数

最も重要なポイントは「その不動産一括査定サイトに、どれだけの不動産業者が登録しているか」です。
不動産業者がたくさん登録していれば、ユーザーにとってはそれだけ自分に合った業者を発見しやすくなると言えますからね。

 

また、不動産業者ごとに「マンションに強い」「都心に強い」「地方に強い」などの傾向があります。
それなのに登録業者数が少ないとなれば、例えば「マンションを売るつもりなのに、マンションに強い不動産業者があまりいない」などという状況になる恐れがあります。

 

比較基準:査定対象地域

都心部の建物を売却したい場合はあまり考える必要のないことですが、交通の便が悪いエリアや地方などについては、「その不動産一括査定サイトが、自分の建物がある地域に対応しているか」を確認しておかなければなりません。

 

ただ、これについては心配であれば「全国対応」の不動産一括査定サイトをチョイスすればOKです(大手のサイトはそうなっている可能性が高いです)。

 

比較基準:利用者数がどれくらいか

「どれくらいか」と言いましたが、基本的には多ければ多いほどいいです。
「ユーザー数が多い不動産一括査定サイト」は、それだけ信頼されていると判断することができます(そうでなければ運営を続けることができないはずです)。

 

例えば、「アフターフォローがしっかりしている」「登録業者が多い」「悪質な不動産業者をシャットアウトするシステムが確立されている」など、ユーザーが多くなる理由がきちんとあるのでしょう。

 

比較基準:気になる場合は口コミもチェックする

基準1~3を参考にしつつ、さらに気になるのであればピックアップしたそれぞれの不動産一括査定サイトの口コミなどを調べてみましょう。
その上で心配なサイトを排除したり、逆に好評なサイトを選んだりすることをおすすめします。

 

ただ、あくまで他人の口コミですから、あなたには当てはまらない場合もあります。
ですから、あまり「口コミ探し」に時間を使い過ぎず、ある程度のところで使うサイトを決めてしまうことをおすすめします。