不動産売却における売却価格相場を把握する方法

ここでは不動産売却における「不動産の価格相場」の主な調査方法を紹介します。

 

不動産売却価格相場の調査方法:簡易査定サイトを使う

不動産ポータルサイトなどの中には、住所や建物のタイプなどの情報を入力するだけで、だいたいの相場を教えてくれるサービスを用意しているところもあります。
最短数分で分かるので、「とりあえず大まかでいいから相場を知りたい」という人にはおすすめです。

 

ただし、それほど正確なわけではないという事も覚えておきましょう。

 

不動産売却価格相場の調査方法:「似た物件の価格」を調べる

「物件情報サイト」にて、「ご自身がお持ちの不動産と、同じような種類の不動産」の価格をリサーチするとだいたいの相場が分かります。

 

  • 築年数
  • 最寄り駅
  • 最寄り駅から徒歩何分か
  • 間取り
  • 面積

 

くらいを基準に似た物件を探しましょう。

 

ただ、特に「面積」については、「面積の違う物件しかない!」という事になる場合が多いです。

 

その際は、以下のような計算をすると相場が分かります。

 

例えば、「あなたの物件の2倍の面積を持つ不動産が、5000万円で売りに出されている」とすると、

 

5000万円÷2=2500万円

 

があなたの不動産売却価格の相場になる……という算出ですね。

 

ただ、完全に比例するわけではありませんし、「サイト上の表示金額」と「実際の売買金額」がずれることも多いです。

 

ですから、この方法だとむしろ「1」で紹介したやり方以上に、実際の相場とかけ離れてしまう恐れもあります。

 

不動産売却価格相場の調査方法:不動産一括査定サイトを使う

不動産一括査定サイトでは、以下のようなことができます。

 

ステップ1:いくつかの不動産業者に一括で査定してもらう
ステップ2:査定金額を見て相場を掴む
ステップ3:いい不動産会社があれば不動産売却をする

 

といった感じです。
もちろん、必ずしも不動産売却をしなければならないというわけではありません。

 

ステップ1~3は一応一人でもできますが、自力でこなすとなるとかなりの労力・時間を要することになります。
不動産の売却価格相場は基本的に「月日が過ぎるごとに下がる」ので、モタモタしているうちに損をしてしまう恐れもあります。

 

ですから、素直に不動産一括査定サイトを使うことをおすすめします。

 

調査方法を3つ紹介しましたが、一番おすすめなのは不動産一括査定サイトを使うやり方です。
もちろん基本無料で使えます。