不動産売却に適したタイミングはある?

「不動産売却をすべきタイミング」、つまり不動産が高く売れるタイミングがないわけではありません。

 

不動産売却をすべきタイミング:2~3月

 

引越しする人が多い時期ですから、

 

  • 買い手がつきやすい
  • 高値で売却しやすい

 

と言えます。
実際、2~3月の中古不動産の成約率はグンとアップするようです。

 

不動産売却をすべきタイミング:土地の値段が高いとき

 

「建物自体の値段」は通常年々ダウンしていくものです。
しかし、「土地の値段」は景気に左右されますので、「土地の値段が高いときに売却する」ということがしやすいです。

 

不動産売却をすべきタイミング:再開発後

 

「その地域で再開発があった後」は、そのエリアの土地の値段が大きく上がる傾向にあるので調べてみましょう。

 

「そんな情報はつかめない……」と感じるかもしれませんが、昨今は「再開発計画」の情報をインターネットで簡単に探せるようになっていますよ。

 

不動産売却をすべきタイミング:新築マンションの値段が高いとき

 

「新築マンションの値段が高いとき」は、中古不動産の値段も上がる傾向にあります。
つまり、買い手がつきやすく、売却価格が高くなりやすくなるということです。

 

その理由を全て説明すると非常に長くなるので省略しますが、とりあえず
「新築マンションが高額だと、中古の不動産で妥協する人が多くなる」のが大まかな理由だと考えてください。

 

不動産売却をすべきタイミング:マイホームローンの金利が低いとき

 

買い手の立場からすれば、「ローンの金利が低いほうがいい」というのは当然ですよね。

 

不動産売却をすべきタイミング:税率が下がってから売る

 

「不動産の所有期間」によって、税率が異なります。

 

具体的には、

 

5年オーバー:20.315パーセント
5年まで:39.63パーセント
(所得税+住民税)

 

という差があります。

 

所有期間が3~4年になっているのであれば、「5年を超えてからのほうが得にならないだろうか」と考えてみることをおすすめします。

 

「迷ったら早め」と考えるのが基本です

色々と解説しましたが、結局のところ「迷ったら早めに」と思っておくのがいいでしょう。
基本的に建物の値段は月日とともにダウンしていくものだからです。

 

ただし、「マイホームローンがたくさん残っている」というのであれば、ある程度払ってからでないと「不動産を売ったお金を使っても、ローンが完済できない」という事になり得るので気を付けましょう。