不動産売却焦り

「焦り」の気持ちを抱えて不動産売却をすると、不動産業者に足元を見られる可能性があります。

 

「今売らないと価格が下がる」は本当?

不動産売却の営業員などは、よく「今売らないと価格が落ちるかもしれません」と言います。
しかし、本当に少し日数が経過しただけで価格がダウンすることはまずないので安心してください。

 

ちなみに、営業員は「落ちる『かもしれない』」という断定的ではない言い方をするはずですから、「営業員に騙された!」は通用しません。

 

ですから、やはり焦りは禁物なのです。
足元を見られることになります。

 

足元を見られるのを避けるにはどうすればいい?

「焦り」の気持ちを消すためには、まず「いつまでに売るのか」を明確に決めましょう。
「早くお金がほしい!」という感情もあるかもしれませんが、それは本当に「即」でなければならないのでしょうか。

 

「いつまでに売るのか」を決めたら、逆算して不動産売却の計画を立てます。
これで、焦りの気持ちはどこかにいくことでしょう。
いくら営業文句を言われたところで、足元を見られることはなくなるはずです。

 

不動産一括査定サイトを使って「相場」を知りましょう

また、不動産売却価格の「相場」を知っておけば、「なんだ、相場よりも大幅に低いじゃないか。売りません」
といった冷静な判断が下せるようになります。
（そして、相場よりも極端に高い場合も避けましょう。結局売り手がつかず、値段を下げることになる可能性が高いからです）

 

その相場は、基本的に「複数の不動産業者から見積もりを取る」という方法で把握することになります。

 

最低でも4～5業者には声をかけたいところですが、一つ一つの不動産業者に直接出向くのはかなり大変ですよね。

 

そこで役に立つのが「不動産一括査定サイト」です。
これを使えば、家に居ながらにして色々な不動産業者から見積もりを取ることが可能です。
もちろん不動産一括査定サイトの利用料金は0円です。

 

不動産売却を進める際は「契約書類」が大事です

「不動産売却を任せる不動産業者を選んでから、なんとなく焦りの気持ちが出てくる」ということもあるかもしれません。

 

そういう気持ちになったときに恐ろしいのが、「口約束で物事を決める」ということです。
言った・言わないの問題が生じるので、どんなに細かな取り決めに関しても必ず契約書を作るようにしてください。