不動産査定は無料です!有料になるのはどんなとき?

不動産査定を無料で行える場合もあれば、そうでないこともあります。
ただ、だいたいの人は無料でできるはずですのでご安心ください。

 

不動産査定が無料でできる条件は?

「条件」というほど大それたものではありません。

 

「不動産業者」に分類できる企業に不動産査定を任せる場合は、基本的に全部無料となります。
訪問査定(現地を訪れての査定)もしてくれますから、「本当に全部無料……?」と心配になるかもしれませんが、不動産業者としてもその辺りのコストは計算に入れていますので、本当に無料です。

 

ただ、「100パーセント無料」とも断言できないので、何らかの特殊な査定をしてもらう場合は事前に確認を取ることをおすすめします。

 

不動産査定が有料になるのはどんなとき?

国家資格である「不動産鑑定士」に不動産査定をしてもらう場合は、まず間違いなく有料となります。

 

ただ、「不動産売却のために、相場を知っておきたい」というようなシチュエーションで不動産鑑定士を利用する必要はありません。
不動産一括査定サイトを使えば十分です。

 

不動産鑑定を使うべきなのは、

 

  • 法人同士で不動産取引をするとき
  • 遺産相続でトラブルが起きたとき
  • 不動産業者では判断しきれない物件を売りたいとき

 

などに限られます。

 

検索して本記事にたどりつくような状況の皆さんにとっては、不動産鑑定士はほぼ縁がないと言えるでしょう。

 

無料の不動産業者を使ってコストを削減しましょう。

 

無料の不動産査定ではどんな方法で査定を行っている?

無料の不動産査定では主に3種類のやり方で査定をしています。

 

取引事例比較法

簡単に言うと「色々な売却価格事例を手掛かりに、価格を導き出す」という方法です。
かなりザックリ表現すると、「4000万円で売れたあの物件とほぼ条件が同じだから、4000万円!」といった感じです。

 

原価法

まず、この不動産をもう一回建築すると仮定してそれにかかる金額を計算します(A)。
そして、物価下落幅を求めます(B)。

 

すると、「不動産査定価格=A-B」になると言えます。

 

もちろんこれも非常に大雑把な説明でしかありません。

 

収益還元法

「売却する不動産が、この先どの程度の収益を発生させることができるか」をベースに不動産査定を行います。

 

これら3つの方法はどれも信頼できるものです。
ですから、「不動産査定をしたいけれど無料だと不安……」などと感じる必要はありません。