不動産売却のおおまかな流れは?
ここでは「不動産売却の流れ」を大まかに紹介します。
不動産売却の流れ：まずは不動産業者を探す
まずは不動産売却の仲介をする不動産業者を探すことになります。
「いくつかの不動産業者と話をしてみて、一番いい不動産業者に任せる」のがセオリーですが、一般の方が自分一人でそれをこなすのは大変なことです。
ヘトヘトになりますし、時間もかかります。
ですから「不動産一括査定サイト」を使うことをおすすめします。
不動産一括査定サイトを利用すれば、自宅に居ながらにして簡単に複数の不動産業者から見積もりを取ることができます。
もちろん「見積もりをくれた業者から選ばなければならない」などのルールはないので気軽に使うことができます。
不動産売却の流れ：不動産業者と契約を交わす
不動産一括査定サイトなどを使って不動産業者を選んだら、その不動産業者と契約を交わします（2つ以上の業者と契約しても構いません）。
不動産売却の流れ：販売活動
契約相手の不動産会社が販売活動（広告を出すなど）をしてくれます。
また、売主としても「購入希望者の見学の立ち会い」などをする事になるので、完全に不動産会社に丸投げするわけにもいきません。
不動産売却の流れ：売買契約を交わす
正式な買い手がついたら、「売買契約」を交わします。
そして、決済後に不動産の引き渡しをします。
不動産売却の流れ：仲介手数料を払う
最後に不動産業者に「仲介手数料」を払います。
この仲介手数料の上限金額は、
仲介手数料の上限金額＝（売買金額×3パーセント）+6万円
となっています。
（ここに消費税もかかります）
案外高いので、油断せずにきちんと資金を準備しておきましょう。
例えば売買金額が5000万円であれば、仲介手数料の上限金額は156万円となります。
ちなみに、「不動産業者に仲介手数料を支払うタイミング」については、「売買契約時に半額+不動産の引き渡しの際に半額」としている不動産業者が多いです。
ただ、売買契約時に一括で支払うケースや、不動産の引き渡し時になってから全額を払うケースもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
あとは確定申告もお忘れなく
不動産の売却が済んだら、そのぶんの確定申告を必ず行いましょう。
基本的には「不動産を売っても利益が出なかった」のであれば税金はかかりませんが、
損失が出た場合にも確定申告をしておけば、還付などを受けられる可能性があるからです。