不動産売却における必要書類リスト
ここでは不動産売却時の必要書類を紹介します。
状況によって不要になる書類もあれば、さらに準備しなければならない書類もあるかもしれないので、詳細は不動産業者等にお問い合わせください。
必要書類グループ:不動産業者に売却を頼むときの書類
- 登記事項証明書(登記簿謄本)
- 売買契約書
- 重要事項説明書(不動産を買ったときに渡されます)
- 登記識別情報(登記済権利書)
- 境界確認書
- 土地測量図
- 固定資産税評価証明書(固定資産税納税通知書)
- 不動産の図面
- 設備仕様書
- 建築確認済証(検査済証)
- 工事記録書
- 建築設計図書
- マンションの利用細則、管理規約、維持費等に関する書類
- アスベスト使用調査報告書
- 耐震診断報告書
必要書類グループ:不動産の引き渡し時に使う書類
- 本人確認用書類(運転免許証等)
- 印鑑証明書(実印)
- 住民票
- 銀行振込先口座情報(口座通帳)
- ローン返済計画表(ローン残高証明書類)
- 不動産のパンフレット等
「不動産のパンフレット」は、その建物を買ったときにもらえるパンフレットの事です。
もし保管しているのであれば、買い手に渡すことをおすすめします。
ただ、絶対に必要とも言えないレベルの書類ですから、見つからないのであれば無理に探し出すことはないと思います。
また、住民票や印鑑証明書は発行から90日以内のものでなければなりません。
不動産売却における必要書類に関する注意点
各種書類の準備を早めに始める
今回紹介した必要書類はすぐに調達できるものばかりではありません。
発行に時間がかかるものもあるので、不動産売却をすることを決めたらすぐに準備を始めましょう。
「依頼する不動産業者が決まってからにしたい」と感じるかもしれませんが、
その前段階であっても、大半の書類については調達の準備をスタートすることが可能なはずです。
持っている「はず」は厳禁
必要書類を準備し始めてからのことですが、「あの書類はもう持っているはず」と思い込むのは厳禁です。
まず「必要書類リスト」を作り、「すでに持っている書類」をきちんとチェックしておきましょう。
そうする事で、「持っていたと勘違いしていた書類」も出てくるかもしれません。
困ったら相談を
「どんな書類を準備していいのか分からない!」という状況になったら、きちんと不動産業者などと相談しましょう。
相談せずに進めて、後から「この書類も必要なのですが……」などと言われたら困りますよね。